玄米せんせいの弁当箱

玄米せんせいの弁当箱 (1)
玄米せんせいの弁当箱 (1)

ビックコミックオリジナルで連載中の
画・魚戸おさむ(代表作:『家栽の人』)/作・北原雅紀による漫画です。
食育がテーマ。玄米先生が大学にやってきてから、
何気なく食事をしている学生達に、真の食文化とは何かという事を通して、
食育に触れていく、といった内容です。
(作品の紹介にあたってmixiのレビューから引用させていただきました。)

最近読んだ中で印象深い言葉が、”弁当の日”というイベントを
通して食について考える機会を生徒に与えていた松下先生という方の
「最初に”弁当の日”を卒業した生徒」に向けての言葉です。

弁当を作る

あなたたちは”弁当の日”を二年間経験した最初の卒業生です。
だから十一回、”弁当の日”の弁当づくりを経験しました。
「親は決して手伝わないでください」で始めた
”弁当の日”でしたが、どうでしたか。

食事を作ることの大変さが分かり、
家族をありがたく思った人は優しい人です。

友だちや家族の調理のようすを見て、
技を一つでも盗めた人は、自ら学ぶ人です。

こまやかな味の違いに調味料や隠し味を見抜いた人は、
自分の感性を磨ける人です。

旬の野菜や魚の、色彩・香り・触感・味わいを
楽しめた人は、心豊かな人です。

一粒の米・一個の白菜・一本の大根の中にも
「命」を感じた人は、思いやりのある人です。

食材が弁当箱に納まるまでの道のりに、たくさんの
働く人を思い描けた人は、想像力のある人です。

自分の弁当を「おいしい」と感じ、「うれしい」と
思った人は、幸せな人生を送れる人です。

シャケの切り身に、生きていた姿を想像して
「ごめん」が言えた人は、情け深い人です。

登下校の道すがら、稲や野菜が育っていくのを
嬉しく感じた人は、慈しむ心のある人です。

”弁当の日”で仲間がふえた人、友だちを
見直した人は、人と共に生きていける人です。

家族が手伝ってくれそうになるのを断れた人は、
独り立ちをしていく力のある人です。

「いただきます」、「ごちそうさま」が言えた人は、
感謝の気持ちを忘れない人です。

家族が揃って食事をすることを楽しいと
感じた人は、家族の愛に包まれた人です。

谷宮小学校の先生たちは、こんな人たちに
成長してほしくって2年間取り組んできました。
おめでとう。
これであなたたちは、”弁当の日”をりっぱに卒業できました。


なんだか詩のような文章ですね。
この漫画そのうちドラマ化されればなぁと思います。
おせん」という漫画も同じ様に思ってましたが、
何故かドラマは観る気が起こらず今のところ観てません^^;

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